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検査・設備紹介

検査

可能な限り苦痛をともなわず、安心して検査を受けて頂けるよう、症状に合わせた各種検査をご用意しております。詳しくは当診療所までお問合せ下さい。

超音波検査

超音波検査

超音波検査(エコー検査)とは、超音波を対象物に当てて、その反射を映像化することで対象物の内部の状態を調査することのできる画像検査法です。当院では腹部、心臓、血管のエコー検査を行っています。超音波検査はX線撮影や核医学検査のように放射線による被曝の心配がありませんので、安全に繰り返し行うことができます。


【腹部エコー】
肝臓、胆嚢、腎臓、膵臓、膀胱、前立腺などが検査できます。なかでも胆石、早期肝臓がんの発見に有用です。

【心エコー】
心臓の形や大きさ・肥大の程度のみならず、心臓の動き具合や血流の状態、弁膜症の有無などを検査します。

【頚部エコー・血管エコー検査】
頸の動脈や下肢の血管に動脈硬化(粥腫や狭窄)がないかどうかを調べます。動脈硬化を詳しく調べることによって、脳梗塞の危険性を検査するだけでなく全身の動脈硬化を知る手がかりになります。

血圧脈波検査(血管年齢検査:CAVI/キャビィ)

血圧脈波検査は血管の硬さ(血管年齢)が分かるCAVI(心臓足首血管指数)と、血管のつまり具合が分かるABI(上腕と足首の血圧比)を測定します。検査はとても簡単で両手・両足首に4箇所の血圧を同時に測定するだけなので、ほとんど痛みはありません。実際の測定にかかる時間はわずか5分程度です。CAVIの値が9.0を超えると約半数が脳か心臓の動脈に動脈硬化症を発症しているという研究結果もあります。糖尿病、脂質異常症(コレステロールや中性脂肪が高い方)、肥満、ヘビースモーカー、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病がある方はぜひ検査をご検討ください。

ホルター心電図

動悸や胸痛の原因が不整脈や狭心症でないかを調べます。小型軽量の装置を身につけて、日常生活中の長時間の心電図を記録して、これを解析して検査します。胸に電極を取り付け、テープレコーダー型の機械(腰に固定)を携帯して、心電図を記録します。記録された心電図はコンピュータで解析し診断をつけます。この検査で、発作性頻拍症、発作性心房細動、期外収縮などの不整脈の診断や狭心症の診断に有効です。


簡易PSG検査

睡眠時無呼吸症候群を診断するための検査です。簡易PSG検査は患者さんに機器を持って帰ってもらい、ご自分又は家族の方に装着して頂く検査です。機器の装着方法は貸出しする日に担当者が丁寧にご説明します。睡眠時から起床までの間、機器を装着いただき、検査後に返却して頂きます。睡眠時無呼吸症候群は単に睡眠を妨げるだけでなく心臓病や急死の原因にもなる重大な病気です。睡眠中のいびきや無呼吸、昼間の眠気が気になる方はぜひ検査をご検討ください。


呼吸機能検査(肺年齢検査)

 肺活量や1秒量(1秒間に吐ける息の量)などを測定し、肺の機能や肺年齢を測定します。 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の早期診断に有効です。
 COPDは従来、慢性気管支炎、肺気腫と呼ばれていた疾患でタバコによる気道や肺胞の炎症で生じ、肺の働きが低下します。その結果、正常な呼吸が困難になり、せき、たん、息切れなどの症状がみられるようになります。COPDは進行性の病気で、治療を受けずに放置しておくと、せきやたん、息切れなどの症状が悪化し、次第に重症化していきます。喫煙しているかた、または過去に10年以上喫煙歴のあるかたで咳や痰が続く、階段や坂道で息切れがする、風邪をひきやすい、風邪が長引く…などの症状があるかたはぜひ検査をご検討ください。
 ご自身の肺年齢を知ることで肺の健康維持、病気の予防・早期発見に繋がります。


呼気NO測定

 喘息の検査です。呼気中に含まれる一酸化窒素(NO)の濃度を測定し、喘息の原因である「好酸球」細胞の炎症の有無、程度が確認できます。明確に数値で把握できるため、息切れや喘鳴が喘息によるものかどうかの診断の手助けや、喘息が上手く治療できているかどうかの目安になり適確な治療が可能になります。